【水没】MacBook Proにコーヒーを…バッテリーケーブル切断?複合トラブルのMac修理診断
「パソコンにお茶かコーヒーをこぼしてしまった」という水没のご相談は後を絶ちません。
今回は MacBook Pro A2141 の水没診断です。
お客様からは「バッテリーを過去に交換したが、ケーブルが切れてしまった」との情報もあり、複雑な事情がありそうです。
分解診断で見えた惨状
裏蓋を開けて内部を確認すると、衝撃的な光景がありました。
まず、バッテリーからロジックボードに繋がるフラットケーブルが、物理的に切断されています。
これでは充電も給電もできません。
お客様ご自身か、あるいは別の業者による作業ミスでしょうか…?
さらに、ロジックボード上のUSB PDコントローラー(充電を制御するチップ)付近にて、電圧のやり取り(ネゴシエーション)が正常に行われていません。
水没による腐食か、ショートによる破損の可能性が高いです。
SSD直付けの罠
この機種も前述の通り、SSDが基板直付けタイプです。
「電源が入らない=データが取り出せない」という図式になります。
修理をするには、ロジックボードの交換(または高度な基板修理)に加え、切れてしまっているバッテリーケーブル(バッテリー一体型のためバッテリーごとの交換が必要)の交換も必要です。
見積もり総額は軽く5万円~8万円を超えてきます。

結論
今回は、修理コストとリスク(直してもまた別の場所が壊れる可能性)を考慮し、お客様と相談の上、修理はキャンセルとなりました。
水没したPCは、時間が経つほど腐食が進みます。
こぼしてしまったら、すぐに電源を切り、逆さまにして水分を抜き、絶対に電源を入れずにすぐにお持ち込みください。
「乾かせばつくかも」と電源を入れるのが、トドメを刺す一番の原因になります。
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パソコンは必ず修理できます。落ち着いて修復しましょう。出来なかった場合にはご連絡ください。